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2008.12.13*Sat*

例えばこんな夢物語

■白い布

 その時、彼女は地鳴りの音を聞いた。振り向けば土砂が雪崩れ込んで迫り来る姿が目に入った。前方へ向かって「逃げて!」と叫ぶ。叫びながらも彼女は必死に走り出した。何とか左手の斜面に這い上がると、足元を逸れて土砂が流れていく。息も絶え絶えになり、体を起こした彼女が見たものは土砂に飲み込まれていく子供達だった。

「助けて!誰かあの子達を助けて!」

 声を枯らして叫ぶ声は地鳴りの音に掻き消される。叫んでいる間に埋もれて見えなくなっていく小さな手。すると彼女はまた走り出す。土砂から吐き出された別の子供を見つけたのだ。救えるならば救いたい。駆け寄って手を引き寄せれば、また別の子供が数人居た。到底一人では捌き切れないと悟った。

「待ってて、今誰か呼んで来るから!」

 此処を登れば、きっと誰かが居る。そう信じて彼女は泥塗れになりながら斜面を這い上がった。「誰か」と叫んでも声にならない。疲労は限界に達していたが、それでも休もうとはしなかった。そうしてようやく登りきったその場所を見て、目を疑う。

「…此処は…小学校…?…」

 一瞬にして薄暗い霧が立ち込める。彼女は、昔通っていた小学校のすぐ脇にある通学路の坂の頂上に居た。呆然と立ち尽くす彼女の脇を、小さな影が通り抜けた。子供だ。彼女は周りを見回した。目を凝らせば、無数の子供達がゆっくりと坂を下りていく姿が霧の中から浮かび上がってくる。これは一体何の行進だ。果てしない違和感が彼女を襲った。しかし別段と怖い訳でも無かった。この子達はどこへ向かっているのだろうか。その疑問の方が先に出る。
 暫く子供達を観察すると、徐々に気づいた点があった。
 子供達は全員、足が地に付いていなかった。どこかぼんやりと青く透き通ってさえいる様にも見えた。地に足を付けてキョロキョロしているのは自分一人だという事を彼女は把握した。
 そしてもう一点。子供達には顔に白い布を着けている子と、着けていない子が居た。白い布は顔全体を覆っていて、全く表情は読み取れない。しかし白い布を着けていない子は目を閉じていた。そのままゆっくりと同じ様に坂を下っていく。
 彼女は反射的に、白い布を着けていない子の前に回り、その小さい肩を両手で掴んで揺さぶった。

「起きて!目を開けて!頑張って!!」

 思わずそんな言葉が出てきた。

「そう、もう少しよ!目を開けるの!」

 子供はゆっくりと目を開けて、ぼんやりと彼女を見た。その表情に安堵をして、彼女はまた別の子供を揺さぶり起こす。3人目を起こそうとした時に、急激に眩暈が彼女を襲った。立ち眩みとも言うべきか、その場に立っていられない程の眠気とも言うべきか。

 駄目だ、私も起きなければ!此処で目を閉じてはいけない!
 咄嗟にそう思った彼女は、自分の目をこじ開けようと指で押さえた。







…こんな夢を見ました。(爆)

一体なんだったんだ…。
上の話、彼女=アタシなんですが。目を開けなくちゃ!って思って開けたら薄暗い闇。でも空は白んでいた感じだったので多分朝方ですね。何だかヤバイとこに迷い込んだような気がしました…。
また別の夢も見たのでそれは次回。(そっちも疲れる夢だった)

category : 日常雑談

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